フードデリバリー・出前を比較|ラーメン中華サラダなど5ジャンル別に手数料0円の条件

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筆者は東京在住・30代。元アパレル販売員で、いまはブランド古着の買取業を営んでいます。平日夜も週末も、外食よりデリバリーを選ぶ回数のほうが多い立場から書いています。本文の数字は各社の公式発表・公式アプリの記載で確認したものです(情報時点は本文中に明記)。掲載条件は変わることがあるため、注文前にアプリでご確認ください。

CONCLUSION

どのアプリが安いかは、ジャンルでは変わりません。変わるのは1回の注文額に対して手数料が何割になるかです。だからラーメンとサラダでは答えが違ってきます。

手数料そのものの条件は3社で固定です。月額を払わずに送料もサービス料も0円なのは、3社のうちロケットナウだけ。そのうえでジャンルごとの事情は、下の5本に分けてまとめてあります。

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目次

ジャンル別の比較は、それぞれの記事にまとめました

このページは入口です。同じ「フードデリバリーの比較」でも、1杯1,000円で済むラーメンと、4人分をまとめて頼む中華では、手数料の効き方がまるで違います。店の数も、公式に名前が出ているチェーンの数もジャンルごとに違う。だから1本にまとめず、5本に分けて調べました。

以下は5ジャンルに共通する部分——つまり手数料の仕組みと、3社の条件そのものだけを置いています。自分のジャンルが決まっている人は、上のリンクから先に読んでください。

3社の手数料を、公式の記載だけで並べる

デリバリーの比較は「店が多い」「速い」といった感想で埋まりがちです。ここでは各社が公式に出している数字だけを並べます。

  ロケットナウ Uber Eats 出前館
送料 0円 Uber One会員は0円 「出前館がお届け」の店は0円
サービス料 0円 Uber One会員は0円 あり(商品代金に応じて変動)
月額 なし 698円(学生298円) なし
会員登録 不要 — —
現金払いの手数料 現金の記載なし — 110円
店頭と同じ値段 「お店と同価格」1万店超 — 「お店価格」1万店以上
対応エリア 46都道府県・420都市 — 「お店価格」は全国47都道府県

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「—」は各社の公式発表に記載が見つからなかった項目です。推測で埋めずに空けています。Uber Eatsの非会員のサービス料率と、3社の加盟店舗数の総数は、公式に数字の記載を確認できませんでした。

この表でいちばん大事なのは2行目のサービス料です。送料0円は3社とも条件付きで実現していますが、サービス料まで月額なしで0円だと公式に書いているのはロケットナウだけでした。Uber Eatsは月額を払えば同じ状態になり、出前館は送料を無料にした代わりにサービス料を入れています。

ジャンルで変わるのは「注文額に対して手数料が何割か」

手数料の条件がジャンルで変わらないなら、なぜジャンルごとに記事が要るのか。手数料がだいたい固定だからこそ、1回の注文額が小さいジャンルほど比率が重くのしかかるからです。仮に手数料が合計400円なら、900円のラーメン1杯では44%増、5,000円の中華では8%増。同じ400円でも痛みが5倍違います。

そのうえで、ジャンルごとに「公式の掲載例にチェーンの名前が出ているか」も違いました。ここが店選びの難易度を決めます。

  1. ラーメン|単価が安く、比率がいちばん重い

    ロケットナウの公式アプリ説明には、注文できるジャンルとして「ラーメン」が明記されています。いっぽう掲載例のチェーン名にラーメン専門店は1つも挙がっていません。1杯あたりで何割増になるかの計算はラーメンの出前・デリバリーを比較にまとめました。

  2. 中華|注文額が上がるので比率は軽い。ただし出前館は注意

    家族や2人でまとめて頼めるジャンルなので、手数料の比率はいちばん軽くなります。ただし出前館のサービス料は商品代金に応じて変動するので、注文額が大きいジャンルほどそこが効きます。公式の掲載例には大阪王将が入っています。詳しくは中華のフードデリバリーを比較。

  3. サラダ|回数で答えが変わる、いちばん分かりやすいジャンル

    習慣にする人が多いぶん、月に何回頼むかで月額を払う価値が変わります。公式の掲載例にはCRISP SALAD WORKSが入っており、店名まで確認できる数少ないジャンルです。分かれ目の回数はサラダのフードデリバリーを比較に。

  4. ハンバーグ|専門チェーンが公式の掲載例に無い

    公式の掲載例にハンバーグ専門チェーンは入っていません。つまり「ハンバーグ」で検索しても出てこないので、洋食や定食まで広げて探すことになります。探し方から変える話はハンバーグのフードデリバリーを比較に書きました。

  5. ハンバーガー|チェーンで選べる唯一のジャンル

    公式の掲載例にバーガーキング・ファーストキッチン・Wendy’s First Kitchen・SHAKE SHACK・Mom’s Touchと、5つのバーガーチェーンの名前が出ています。5ジャンルでいちばん多い。いっぽう単品は単価が安いので手数料が重く出ます。両面はハンバーガーのフードデリバリーを比較で。

出典:App Store「Rocket Now : 出前/フードデリバリー」(提供元 CP One Japan G.K./アプリ説明。チェーン名は公式の表記が「など」なので、ここに無い店が入っていることもあります)

月額なしで0円なのは、3社のうちロケットナウだけ

ジャンルが何であれ、ここは共通します。理由は1つで、月額を払わなくても送料とサービス料の両方が0円だからです。公式アプリの説明も「送料・サービス料のないフードデリバリーアプリ」という書き方をしていて、会員登録も不要と案内されています。

対応エリア46都道府県420都市(福井県のみ対象外)
累計ダウンロード800万運営の発表で突破
「お店と同価格」の店1万店超店頭と同じ値段で頼める

出典:CP One Japan合同会社「フードデリバリーアプリ『Rocket Now(ロケットナウ)』が累計800万ダウンロードを記録」(2026年9月3日)/対応エリアの都道府県名はApp Storeのアプリ説明(エリア更新日 2026.07.28)で数えました

デリバリーで損をした気分になるのは、会計の最後に手数料が積み上がるときです。1,200円の定食を頼んだつもりが、送料とサービス料で1,700円になる。あの感覚がなくなります。

しかも「お店と同価格」バッジの店では、メニューの値段自体が店頭と同じです。デリバリー用に1〜2割上乗せされた価格で買わされることがない、ということ。この対象が1万店を超えたと運営が発表しています。

手数料の安さ送料・サービス料
店の数選べる幅
対応エリア公式発表ベース

ロケットナウが向いている人

  • 手数料を払うのが嫌で、結局デリバリーをやめてしまう
  • 月に数回しか頼まない(月額を回収できない)
  • 店頭と同じ値段で頼みたい
  • アプリを1つだけ入れておきたい

向いていない人

  • 特定の個人店を指名して頼みたい
  • ほぼ毎日頼むので、店の数のほうが大事
  • 対応エリアの外に住んでいる(福井県は対象外)

店の数はUber Eatsに届きません。そこは正直に書きます。ただ「今日は作らない」と決めた平日の夜に、1,000円台の定食を手数料なしで届けてもらう——その用途なら、いま一番きれいに収まるのがここです。

順番に注意:紹介クーポンは、先にアプリを入れてから、もう一方のリンクでクーポンを受け取るという2ステップです。順番を逆にすると受け取れません。またすでに初回注文を済ませている場合は対象外になります。クーポンの金額や条件は頻繁に変わるので、実際の内容はアプリの表示でご確認ください。
  1. アプリをダウンロードする

    下のボタンからRocket Nowのアプリを入れます。ここではまだ注文しないでください。

  2. クーポンパックを受け取る

    アプリを入れたあと、2つめのリンクを開くとクーポンが届きます。「お友達ウェルカム」という名前のクーポンが発行されます。

  3. 初回注文する

    クーポンを適用して注文します。送料・サービス料はもともと0円なので、そこにクーポン分が乗ります。

① まずアプリをダウンロードする 送料・サービス料は0円/初回注文が70%オフになるクーポンを運営が案内しています(内容はアプリでご確認ください) ② アプリを入れたあと、ここでクーポンを受け取る 条件を満たすと「お友達ウェルカム」クーポンが発行されます

Uber Eats:月額698円を回収できるかどうか

Uber Eatsの強みは店の数です。ただし手数料を0円にするには月額698円(学生298円)のUber Oneに入る必要があります。会員なら配達手数料とサービス料が何度でも0円になります(最低注文金額以上の対象レストランでの注文が条件)。

この698円は、標準プランが498円から上がった金額です。同じタイミングで学生プランは349円から298円へ下がり、家族1名を追加料金なしで追加できる「家族共有」が付いて、2人で分ければ1人あたり実質349円になります。

月2回なら349円
月3回なら233円
月5回なら140円
月10回なら70円

698円を注文1回あたりに割った金額です。この額より1回に乗る手数料のほうが高いなら、月額を払ったほうが安い。逆に月2〜3回しか頼まないなら、最初から手数料が0円のほうが確実です。どの回数で入れ替わるかはジャンルで変わるので、そこは各ジャンルの記事で計算しています。

出典:Uber ニュースルーム「Uber One、メンバー特典を拡充・新料金を適用」(2026年7月28日)/頻度で比べた話はロケットナウとUber Eatsはどちらが安い?に

出前館:送料は無料になったが、サービス料が増えた

出前館は料金体系を大きく変えました。これまでの「送料」を「サービス料+送料」の2段階にし、同時に「出前館がお届け」の店で送料無料を開始しています。公式の説明では、業界で多くのサービスが採っている「商品代金+サービス料+送料」の形になったとされています。

つまり送料は無料になったが、代わりにサービス料が増えたということです。サービス料は商品代金に応じて変動し、合計額は注文手続きの画面まで進まないと分かりません。現金払いの場合のみ、別途110円もかかります。

それでもピザ・寿司・中華・弁当など、昔から出前をやっているチェーンは出前館が強く、他に入っていない店が普通にあります。店頭と同じ値段で頼める「お店価格で出前館」も全国47都道府県・1万店舗以上に広がっています。

注意:この送料無料は、公式のリリースに「終了時期は未定です」と注記が付いたキャンペーンです。恒久の制度としては書かれていません。出前館を軸にするなら、この点を織り込んでおいてください。

出典:出前館「料金体系の変更について」/同「『お店価格で出前館』が3/1より全国展開」(いずれも2026年2月27日)/詳しくはロケットナウと出前館を比べる

比較の候補からmenuが消えています。KDDIがフードデリバリーサービス「menu」の提供終了と、menu株式会社の解散・清算を発表したためです。

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VERDICT menuは比較の対象から外してください

サービス終了後に会社の解散・清算まで予定されています。会社ごとたたむので、再開はありません。menuを使っていた人は、別のアプリを1つ入れ直すことになります。

KDDIは終了の理由を「フードデリバリー市場を取り巻く競争環境の変化や今後の事業見通しを総合的に検討した結果、経営資源の最適配分の観点から」と説明しています。要するに手数料を0円にする勝負に付き合いきれなくなったということです。上で見たとおり、残った3社は手数料をどこまで0円にできるかで殴り合っています。

残高やクーポンの扱いについては、発表文に「サービス終了に伴う関係の皆さまへの対応や各種手続につきましては、影響を十分に考慮しながら順次進めていきます」とあるだけで、返金や移行の条件は公表されていません。経緯はmenuのクーポンと残高はどうなる?終了までにやる4つのことにまとめてあります。

出典:KDDI「フードデリバリーサービス「menu」の提供終了およびmenu株式会社の解散・清算について」(2026年8月19日発表。終了予定日は同年9月30日)

結局、どれをアプリに残すか

3つ全部入れる必要はありません。頼む回数で決まります。

頼む回数 向いている組み合わせ 理由
月1〜3回 ロケットナウ1つ 月額を回収できない。最初から0円のほうが確実
週1以上 ロケットナウ+Uber One 1回に乗る手数料が月額の割り算を超える
家族でまとめて ロケットナウ+出前館 ピザ・寿司・中華は出前館にしか無い店がある

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週1以上ならロケットナウを既定にして、無い店だけUber Eatsで拾うのがいちばん安く済みます。家族でピザや寿司を頼むなら出前館を残し、支払いは現金以外にしてください(現金だけ110円かかります)。

正直に言うと、私はしばらくクーポン頼みでデリバリーを使っていました。アプリを比べ直したとき、手数料の条件を並べた時点で答えが出てしまった。「月額を払わなくても0円」というのは、月に2〜3回しか頼まない人間にとっては決定的です。そのうえで、頼むものがラーメン1杯なのか中華を4人分なのかで、効き方がまるで違うことに後から気づきました。だからジャンルごとに分けて書いています。

REAL EXPERIENCE — 東京在住・30代/週2〜3回デリバリーを使う筆者

頼む前に気をつけること

  1. 紹介クーポンは初回注文の前に受け取る

    すでに初回注文を済ませていると対象外になります。受け取り方はクーポンはコードではない|リンク2つで受け取るに。

  2. 最初の1回は「お店と同価格」の店で試す

    デリバリー用の上乗せがない店なら、手数料0円の効きがそのまま分かります。「お店と同価格」とは?1万店超が対象。

  3. 自分の街が対象かを先に見る

    都道府県が入っていても、市区町村まで使えるとは限りません。確かめ方は対応エリアは46都道府県|一覧に無いのは福井県だけに。

よくある質問

フードデリバリーはどれがいちばん安いですか?
手数料だけで見ると、月額を払わずに送料とサービス料の両方が0円だと公式に案内しているのはロケットナウだけです。Uber Eatsは月額698円(学生298円)のUber Oneに入れば配達手数料とサービス料が0円になり、出前館は「出前館がお届け」の店で送料が無料になる代わりにサービス料がかかります。ただし「どれが安いか」は1回の注文額で変わるので、頼むジャンルごとに計算したほうが確実です。
ジャンルごとの比較はどこで読めますか?
このページからリンクしている5本にまとめています。ラーメン、中華、サラダ、ハンバーグ、ハンバーガーの順で、それぞれ公式の掲載例に名前が出ているチェーンと、1回の注文額に対して手数料が何割になるかを計算しています。単価が安いジャンルほど手数料の比率が重く、まとめて頼めるジャンルほど軽くなります。
ラーメンのデリバリーはどのアプリが向いていますか?
ロケットナウの公式アプリ説明には、注文できるジャンルとして「ラーメン」が明記されています。いっぽう掲載例のチェーン名にラーメン専門店は1つも挙がっていません。ラーメンは1杯の単価が安いため、手数料の比率が5ジャンルでいちばん重く出ます。手数料が0円であることの効きがもっとも大きいジャンルです。詳しい計算はラーメンの比較記事にまとめています。
3つ全部インストールする必要はありますか?
ありません。月に1〜3回ならロケットナウだけで足ります。週1以上頼むならロケットナウとUber Eats、ピザや寿司を家族で頼むならロケットナウと出前館、という組み合わせが現実的です。なおmenuはサービスを終了しており、会社の解散・清算まで予定されているため、比較の対象から外してください。

ジャンル別の比較記事(もう一度)

ここまで読んで自分の条件が決まった人は、頼むジャンルの記事で最後の確認をしてください。公式の掲載例に名前が出ているチェーンと、手数料が何割になるかは、ジャンルごとに全部ちがいます。

ロケットナウをもっと詳しく

一番手に挙げたロケットナウについて、公式で確認できたことだけを項目ごとにまとめています。いま気になっていることから読んでください。

  1. 本当に0円なのか疑っている

    なぜ0円で成立する?広告とCoupangの資本 収入の入口を公式発表だけで整理しました。
    安い理由は割引ではない|支払いは4段重ね 手数料の構造そのものの話です。

  2. クーポンをちゃんと受け取りたい

    70%オフはいつまで?終了日は公表されていない 2種類あるクーポンの違いも書いています。

  3. 支払い方法を確かめたい

    決済方法は3つ|楽天ペイが使えるのはここだけ 現金が使えるかどうかも正直に書いています。

  4. 評判が気になる

    口コミは?星は4アプリでトップ、母数は35分の1 星だけで判断しないための読み方を。

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