※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)を含みます。本記事は筆者自身の実体験に基づく実話です。
これは、新卒で入ったアパレル会社を8ヶ月で辞めた僕自身の実話です。当時は「1年ももたなかった自分」を責めました。でも、あれから10年以上経ち、独立して自分の事業を持つ今なら断言できます——あの退職は、僕のキャリアで一番正しい判断でした。いま「辞めたい」と検索しているあなたに、当時の話と、その後に何が起きたかを全部書きます。
1年で辞めても、キャリアは終わらない。
終わるのは合わない場所で動けなくなること
新卒で入社した中堅アパレル会社を8ヶ月で辞めた話

就職活動——説明会は、何の意味もなかった
洋服が好きで、就活はアパレル業界に絞っていました。説明会やセミナーにたくさん通いましたが、今思えばあれは時間の無駄でした。事業紹介はHPで読めるし、どの会社も良い面しか話さない。「うちはチームプレイで」「やりたいことができる会社」——新卒を確保するために、どこも大いに盛っています。
10社ほど受けて、3ヶ月で最初の内定。まだ選考中の会社もありましたが、就活から解放されたい気持ちが勝って、最初に内定をくれた会社に決めました。ファッション小物のセレクトショップを展開する、大手傘下の中堅企業です。
入社2週間で味わった、この会社の「本性」
初配属は、家からドアtoドアで片道1.5時間の店舗。毎日3時間の満員電車に耐えかね、店舗から3駅の場所に引っ越しました。本社にも引っ越した旨を伝えて、さあこれから——と思ったわずか2週間後、異動命令。異動先は、引っ越す前の家のほうが断然近い店舗でした。また片道1.5時間の生活に逆戻りです。
社員の生活をどう扱う会社なのか、このとき骨身に沁みました。僕のモチベーションが折れ始めたのは、ここからです。
勤務の実態
1店舗の人員は正社員3名+アルバイト1〜2名。慢性的な人員不足に加え、配属店が売上上位店だったこともあり、早番遅番の交代制のはずがほぼ毎日「通し勤務」。有給休暇は一度も取れる雰囲気がなく、唯一の励みは残業代(月40時間ほど)という生活でした。
「このままでは何も残らない」と気づいた日
決定打は、他業界で働く同期との会話でした。営業職や技術職の友人が仕事で身につけていくスキルの話を聞くたび、自分には何が残っているのかと焦りが募る。現金が合っているか数えるアナログな締め作業、毎日変わらない景色、どれだけ売り上げても1円も自分に還元されない評価制度。本社勤務を何度も希望しましたが、新卒の声に耳を傾けてもらえるはずもなく、そもそも上のポストは詰まっていました。
入社から8ヶ月。僕は退職届を出しました。
辞めた後、人生が動いた——ベンチャー転職から独立まで
次の会社選びで決めていたのは1つだけ。「販売員への出戻りだけは絶対に避ける」。新卒のときの失敗を繰り返さないよう、今度は徹底的に企業を研究しました。経験値は販売1年分しかない。それでも未経験からやりたい業務に就けるのはどこか——答えはベンチャーでした。
入社したのは、ブランド古着のオンラインショップを運営するベンチャー企業。ここで人生が変わりました。「未経験でもとりあえずやってみろ」の精神で仕事をどんどん任され、毎日が学びの連続。お金に対する考え方もこの会社で根本から変わりました。
そして現在、僕はこの会社での経験を軸に独立し、自分の事業をやっています。あのまま新卒の会社に居続けていたら、このキャリアは存在していません。

10年以上経った今だから言えること — 教訓は3つ
- 「合わない」と気づけたことは、失敗ではなく収穫
服が好きなことと、販売の仕事が向いていることは別物でした。8ヶ月でそれに気づけたのは、5年かけて気づくより圧倒的に安い授業料です。「最低3年」というルールに、根拠はありません。
- 若さは資産。動くなら早いほど選択肢が多い
僕が未経験でベンチャーに拾われたのは、第二新卒という若さがあったから。年齢が上がるほど「ポテンシャル」では採ってもらえなくなります。迷っている時間が、一番高くつきます。
- 給料より「学べる環境」を選んだ1回が、生涯で一番のリターンになった
ベンチャーの給料は高くありませんでした。それでも実践で学べる環境を選んだ結果が、いまの独立に繋がっています。キャリアの早い段階での環境選びは、目先の年収より何倍も重い。
経験者として整理する、アパレル販売のメリット/デメリット
辞めた側の意見に偏らないよう、良かったことも含めてフェアにまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 社販で自社商品を安く買える(定価の30%程度の会社も) | ファッション関連の出費がそもそも多く、貯金しづらい |
| 私服勤務でファッション感度が上がる | 不定休で友人と予定が合わない |
| 平日休みは街が空いていて快適 | 立ち仕事・毎日同じルーティーン |
| 接客が好きなら顧客がつく喜びは本物 | ノルマのプレッシャー、ボーナスで他業界と差がつく給与 |
これからのあなたへ|「辞める」で終わらせず、キャリアアップに変える
この記事のゴールは「辞めろ」ではありません。「合わない場所で止まるな」です。次の一歩は3方向あります——①アパレルの中で環境の良い会社・職種に移る ②業界の外に出る ③まず情報だけ集めて備える。どれを選ぶにしても、僕の失敗から学んでほしいことが1つ。次の会社は、説明会やHPの綺麗な言葉で選ばないでください。
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僕は「現場の社員に直接話を聞けばよかった」と書きました。今はそれがオンラインでできます。実際に働く社員・面接経験者のクチコミを見てから応募できるので、入社後の「話が違う」を最大限防げます。10年前の僕に教えたかったサービスです。
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「アパレル自体は好き。会社が合わなかっただけ」という人はこちら。ファッション・コスメ特化でラグジュアリー求人に強く、派遣から正社員を狙うルートや無料研修もあります。
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よくある質問
新卒1年目で辞めると転職に不利ですか?
第二新卒として扱われるのはいつまでですか?
辞める前にやっておくべきことは?
辞めた後、またアパレルに戻りたくなったら?
まとめ|あの会社は「運が悪かった」、それでいい
アパレル業界の全部がブラックなわけではありません。楽しく働き続けている友人も何人もいます。だからこそ、合わない会社に当たったなら「運が悪かった」と割り切って、次のステージに移っていい。1年で辞めた僕がその後どうなったかは、この記事に書いたとおりです。キャリアは辞めた瞬間ではなく、次に何を選ぶかで決まります。焦らず、でも止まらず。応援しています。

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