不動産

マイホームの予算はどうやって決めるべき?初心者でもわかる予算決定の方法【2パターン】

宅地建物取引士 北口裕樹
宅地建物取引士 北口裕樹
こんにちは、宅地建物取引士の北口です。
突然ですが、自分のマイホーム購入予算ってどれくらいかわかりますか?
男性
男性
言われてみれば自分はいくらまでの家なら買えるかわからないかも。
宅地建物取引士 北口裕樹
宅地建物取引士 北口裕樹
忙しい合間を縫って物件を探したのに、気に入った物件が自分の予算と合わずに購入見送りだと残念ですよね。
男性
男性
確かに。自分がいくらなら購入できるか知らずに物件を見つけてもやっぱり買えなかった、だと無駄な労力になっちゃうね。
住宅ローンっていくらでも借りられるの?
宅地建物取引士 北口裕樹
宅地建物取引士 北口裕樹
自分の年収がわかればいくら借りられるかすぐにシミュレーションできますよ。
男性
男性
でも、あまりにたくさん借りすぎちゃうと毎月ちゃんと返済できるか心配だなー。
宅地建物取引士 北口裕樹
宅地建物取引士 北口裕樹
では、いくらまで借りられるか?いくらなら無理なく返済できそうか?
簡単に予算を決める2パターンの方法をお教えするのでぜひ参考にしてみてください!

マイホームの予算決め方【2パターン紹介】

【パターン1】年収から「予算」を決める方法

住宅金融支援機構のフラット35のサイトに、数字を入力するだけで簡単に借入シミュレーションをすることができます。

年収に対しての借入可能額のシミュレーション結果を、早見表にまとめております。

○金利1.35%※(元利均等)・返済期間35年 の場合

年収借入可能額
300万円2,509万円
400万円3,903万円
450万円4,391万円
500万円4,879万円
550万円5,367万円
600万円5,854万円
650万円6,342万円
700万円6,830万円
800万円7,806万円

※金融機関の提供する最低金利(2021年3月時点)


上記の条件、「住宅金融支援機構のフラット35」で住宅ローンを組む場合なら

年収の10倍弱」程のローンが組めるというわけですね。

各金融機関(メガバンクや地方銀行等)が独自の商品として提供する住宅ローンの場合は、
より審査が厳しくなったり、借入の条件が増える場合がありますのでご注意ください。
(審査が厳しい分、借入金利はフラット35よりも低いことが多いです。)

【パターン2】月々の希望返済額から「予算」を決める方法

パターン1と同様に月々の希望返済額に対しての、借入額早見表をまとめました。

○金利1.35%※(元利均等)・返済期間35年 の場合

希望返済額借入額
7万円2,341万円
8万円2,676万円
9万円3,011万円
10万円3,345万円
11万円3,680万円
12万円4,014万円
13万円4,349万円
14万円4,683万円
15万円5,018万円

※金融機関の提供する2021年3月時点の最低金利

【パターン1】年収に対しての借入可能額と比べると、月々の返済額1万円あたりの借入額って
意外に多くはないことが分かると思います。

「借りられる」=「無理なく返済できる」ではない?!

ここまでのシミュレーションで、なんとなく「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」は違うということがわかったと思います。

年収の目一杯まで住宅ローンを組めば条件の良い物件を買えますが、
その分月々の返済額が高額になり、毎月の返済に追われて精神的によくありません。

高級なマイホームを手に入れたとしても、旅行も行けず、食事を切り詰めて、娯楽も一切無い。。。
そんな生活はせっかくのマイホームを手に入れたとしてもなんだか夢が無いですよね。


自分の年収で借りられる限界まで住宅ローンを組むのではなく、
無理のない返済計画から借入額を決める【パターン2】をおすすめします!

安心な住宅ローン金額の目安はズバリ年収の○倍!

無理のない返済額は、「年収の内、どれくらいの割合が良いのか」
というのがポイントになってきます。

これを「返済比率」といいます。

住宅ローンを貸してくれる金融機関の多くは、この返済比率を年収の30〜40%を融資の上限
20〜25%を理想としています。

例えば、年収500万円・返済比率20%の場合は「500万円×20%」=100万円が年間の返済額です。
これを12ヶ月で割ると「100万円÷12ヶ月」=約8.3万円が月々の返済額となります。

同様に、年収500万円・返済比率25%の場合は「500万円×25%」=125万円が年間の返済額です。
これを12ヶ月で割ると「125万円÷12ヶ月」=約10.4万円が月々の返済額となります。

これらの月々返済額を上記【パターン2】の早見表を参考にしてみると、
大体2,500〜3,500万円ぐらいのローンを組んだときの返済額となります。

つまり、年収の5倍〜7倍程度の借入額が
無理のない「安定的なローン返済」という観点からは望ましいわけですね。

マイホームの予算の決め方|まとめ

  • 「借りられる金額」の上限は年収の10倍程度
  • 「借りられる金額」と「無理なく返済できる借入額」は違う
  • 「無理なく返済できる借入額」は年収の5〜7程度

以上、いかがだったでしょうか?

日常のお金の使い方や、家族構成などによっても経済状況は変わるものではありますが、

マイホームをご購入の際は、

「年収の5〜7倍+自己資金」

これを目安にマイホーム予算を検討してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修

北口裕樹
<宅地建物取引士 管理業務主任者 2級ファイナンシャル・プランニング技能士>

大手不動産会社に新卒で入社。不動産営業を経験し、入社2年目から販売事務所長として近畿圏のマンション販売業務を担当する。現在は不動産仲介業・アドバイザーとして独立。
25歳でタワーマンションを購入し不動産投資家としても活動中。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)