※この記事のオフハウス(ハードオフ系)の規定は、すべて公式サイトを実際に開いて確認した記載です(調査時点のもので、条件は変わることがあります)。セカンドストリートは公式サイトを開いて確認できなかったため、断定を避け、比較の対象としてのみ扱います。筆者は元アパレル販売員・元買取査定員で、いまはブランド古着買取の「オーラリアン」とG-SHOCK買取の「ShockMania」を運営しています。その2つに触れるときは、運営者であることを明記します。
「どっちが高い」より、何を売るかで選ぶ。宅配は返してもらえる形を選べば損しない。
セカンドストリートとオフハウス(ハードオフ系)は、扱う物も売り方も近いお店です。だから「どっちが高いか」で迷うより、売りたい物の種類で先に決めるほうが外しません。あわせて、検索で多い「宅配に出して査定に納得できなかったら返してもらえるの?」という返品・返送の疑問にも、公式の記載をもとに答えます。
セカンドストリートとオフハウスは、そもそも別グループ
まず前提から整理します。名前は似ていませんが、この2つは運営しているグループが違います。
出典:ゲオオンライン「グループカンパニー」(セカンドストリートをリユース事業として掲載)/ハードオフコーポレーション「会社概要」(本社:新潟県新発田市新栄町3-1-13)。調査時点。
セカンドストリートはゲオグループのリユースショップ、オフハウスは株式会社ハードオフコーポレーションのお店です。どちらも全国に店舗を持つ大手で、洋服から生活用品まで幅広く買い取っている点は共通しています。だからこそ、選ぶ基準は「会社の大きさ」ではなく、この後に見る「何を売るか」になります。
迷ったら、売りたい物の種類で決める
査定員をしていた経験から言うと、同じ物でも店舗・地域・在庫状況で買取額は動きます。「セカストが高い」「オフハウスが高い」と一律に言い切れる根拠は、公式のどこにもありません。そこで、種類ごとの「持ち込む先の目安」を1枚にまとめました。

オフハウスが向いているケース(公式で確認)
オフハウス公式の取扱商品には、洋服・家具・白物家電・生活雑貨・和服・ハイブランド・金プラチナ・ホビー・スポーツ・キャンプ用品まで並びます。売り方も店頭・出張・オファー買取から選べ、公式には「ご不要品を1点からでも査定します」「付属品がなくても買取は可能」「ノーブランドの衣料品もOK」と明記されています。
洋服だけでなく、暮らしまわりの物をワンストップで手放せます。店頭・出張に加えて、ハードオフグループは宅配買取(takuhai-kaitori)とオファー買取アプリも用意しています。
出典:オフハウス公式「取扱商品・売る方法」/ハードオフ公式「売りたい(買取サービス)」(調査時点)
ブランドの服なら、専門で見る先も比べたい
総合リユース店は「暮らしの物を幅広く」引き取るのが強みですが、その分、ブランド古着の価値が値段に乗り切らないことがあります。ドメスティックブランドやアーカイブを1〜数点だけ手放すなら、ブランド古着を専門に査定する宅配買取も比べる価値があります。ここは、後半の「返品・返送」の話とも直結します。
本題:宅配で「納得できなかったら返してもらえる?」
検索で多いのが、この「返品・返送」の疑問です。ここには2つの意味があるので、分けて答えます。
売るとき
(査定に納得できない)
- 宅配に出したが金額に不満
- 返してほしい/キャンセルしたい
- 返送料は誰が払う?
買った物を
返品したい
- 店やアプリで買った中古品
- サイズ違い・イメージ違い
- 返品・交換はできる?
CASE 1:宅配買取は「返却を選べる形」なら、納得しなくても戻る
宅配買取は、送ったあとに査定結果を見てから決める仕組みです。重要なのは「返送料を誰が負担するか」と「1点ごとに断れるか」。ここはサービスごとに条件が違うので、実際に公式で確認できたものだけを並べます。
公式で確認できた例として、ハードオフグループのオファー買取は、出品料・送料が無料で、集荷して店頭スタッフが最終査定をします。ただし公式Q&Aには「買取NGの物や写真と異なる品と当グループが判断した場合、着払いにて返却」とあります。つまり、対象外と判断された物の返送は自己負担になり得るということです。
出典:オファー買取(ハードオフグループ)公式Q&A(「送料は無料。ただし買取NG・写真と異なる品は着払いで返却」/入金は査定確定後2〜4営業日)。調査時点。
いっぽう、筆者が運営するブランド古着買取のオーラリアンは、宅配買取で1点ごとに「買取・返却・引き取り」を選べます。買取金額に納得しなかった場合の査定料・キャンセル料・返送料は一切かかりません(公式に明記)。運営者なので割り引いて読んでほしいのですが、「気に入らなければ手数料ゼロで返してもらえる」形は、はじめて宅配を使う人ほど安心材料になります。
オーラリアン(ブランド古着の宅配買取)
当メディア運営者が運営するブランド古着買取です。宅配のみで、送料・査定料・キャンセル料・返送料・振込手数料はすべて無料。1点ごとに買取/返却を選べ、査定は通常3営業日以内、成約後は2営業日以内に振込。ドメスティックブランドやアーカイブの評価が得意です。
無料査定を申し込む ※公式サイトの記載にもとづく条件(調査時点)
セカンドストリートの宅配買取は、公式で条件を確かめてから
上に書いたとおり、セカンドストリートの宅配買取については、返送料やキャンセル時の扱いを公式サイトで確認できていません。だからこそ、送る前にご自身で公式ページを開いて、「キャンセルしたときの返送料は誰が負担するか」「一部だけ返してもらえるか」の2点だけは必ず確かめてください。下のリンクは、セカンドストリート公式サイトの宅配買取の案内ページに移動します。
セカンドストリート公式で宅配買取の条件を見る ※広告リンクです。筆者はセカンドストリートの関係者ではありません。条件は変わることがあるため、申し込み前に必ず公式ページの最新の記載をご確認ください
CASE 2:買った中古品の返品は「基本できない」(オフハウス公式)
もうひとつの「返品」は、店やアプリで買った中古品を返したいケースです。これはオフハウス公式FAQにはっきり書かれています。
公式FAQは「基本的に返品・交換はできません。十分に商品をご覧になり、服などはご試着してからご購入されることをお勧めします」と案内しています。中古品なので、買う前の確認が前提です。
ただし、まったく保証がないわけではありません。オフハウスでは販売時に中古品保証書(保証期間1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年、または10日間の返金保証)を発行し、万一の故障は無料修理に対応するとしています(ジャンク品は保証対象外)。「返品はできないが、初期不良には保証がある」と覚えておくと安心です。
出典:ハードオフ公式「よくあるご質問」(オフハウス/店舗ブランド別FAQ。返品・交換、中古品保証書、ジャンク品の扱い)。調査時点。
注意:自宅に突然来る「訪問購入」は、持込買取とは別物
「買取」と検索すると、自宅を訪ねて貴金属や服を買い取る業者の情報も混ざってきます。これは訪問購入といって、あなたが店に持ち込む買取とは法律上まったく別の取引です。
ちなみにオフハウス公式は、FAQで「直接お客様のご自宅に訪問して買取を勧誘することは一切しておりません」と明言しています。不審な訪問買取に出くわしたら、それは大手リユース店とは無関係だと考えて問題ありません。
出典:消費者庁「訪問購入|特定商取引法ガイド」(不招請勧誘の禁止・クーリング・オフ8日)。調査時点。
腕時計・G-SHOCKは、総合リユース店に混ぜないほうがいい
最後に、売る物の中でも扱いを分けたいのが腕時計・G-SHOCKです。総合リユース店に服や家電とまとめて出すと、時計の相場が乗り切らないことがあります。
これは体感ではなく、筆者が実際に手を動かして確かめた話です。同じG-SHOCKを店頭と宅配で査定に出したところ、宅配査定が店頭の約170%になったことがありました。検証の詳細は、下の記事にまとめてあります。
G-SHOCK KAITORI G-SHOCKや腕時計は、専門店の相場をそのまま確認してから決める ※当メディア運営者が運営するG-SHOCK専門買取店です
まとめ:先に「何を売るか」、次に「返し方」を確認
この順番で決めると外さない
- 家電・家具も一括処分 → オフハウス系
- ブランドの服 → 専門の宅配も比べる
- 腕時計・G-SHOCK → 時計専門へ
宅配前に必ず確認すること
- キャンセル時の返送料は誰が払うか
- 1点ごとに返却を選べるか
- 入金までの日数
セカンドストリートとオフハウスは、どちらも「暮らしの物を幅広く引き取る」お店です。優劣で迷うより、売りたい物の種類で先に決め、宅配に出すなら返送条件を確認する。この2ステップだけで、手放すときの失敗はほぼ防げます。
