※この記事の料金・エリア・開催の仕組みは、各サービスの公式サイトを実際に開いて確認した記載です(調査時点のもので、条件は変わることがあります)。筆者は東京在住・30代。マッチングアプリの比較記事も書いており、その延長で「アプリでは会えなかった人はどうするか」を調べました。公式に金額の記載がないものは書いていません。
街コンは「会うこと」にお金を払う仕組みです。アプリは「探せること」にお金を払う。ここが根本的に違います。
アプリの月額は、その月に1人も会えなくても出ていきます。街コンは参加した時点で必ず何人かと話します。「メッセージが続かない」「会うまでが遠い」で止まっている人にとっては、順番が逆のほうが早いことがあります。
1人と話すのにいくらかかるか見る1人と話すのに、いくらかかるか
比べ方を先に決めます。月額でも参加費でもなく、「1人と話すのにいくら払ったか」で見ます。これがいちばん実感に近い数字です。

令和街コン(MATCH SPOT)の公式には「1回のイベントで約6人とお話できます」と書かれています。参加費は1回3,900円なので、1人あたり650円。アプリで1か月に1人と会えた場合と比べると6分の1です。
ただしこれは「話した人数」であって「付き合えた人数」ではありません。そこを混同すると期待外れになります。街コンが安いのは、あくまで会話までの距離の話です。
街コンには2つの型がある
ひとくちに街コンと言っても、性格がまったく違う2つがあります。ここを知らずに申し込むと「思っていたのと違う」になります。
イベントを探して申し込む
街コンジャパン- 全国の街コン・婚活パーティーを検索できる
- 都道府県から絞り込める
- 料金はイベントごとに違う
アプリで参加する新しい型
令和街コン- バーで開催。QRコードでチェックイン
- AIが話す相手を指定してくれる
- 1回3,900円・女性は無料
前者は「イベントの検索サイト」、後者は「アプリで完結する新しい形の街コン」です。自分が何に困っているかで選ぶものが変わります。
令和街コン(MATCH SPOT)|声をかけなくていい
街コンで多くの人がつまずくのが「自分から声をかける」ところです。ここを設計で消しているのが令和街コンです。公式のイベントの流れを引きます。
- 会場についたらQRコードでチェックイン
紙でのプロフィール記載は一切なし。バーで開催されるので、自由な服装で参加できます。
- AIがあなたにぴったりの相手を指定
プロフィール情報から相性が良い異性をAIが見つけます。1回のイベントで約6人と話せます。
- 最後に「いいね」を送る
もっと話したいと思った人に送り、お互いに送るとマッチングです。
- マッチしたら初回デートへ
アプリが近くの店を指定してくれるので、店選びは不要です。
出典:令和街コン(MATCH SPOT)公式サイト(運営:Ichiroku, inc./調査時点)
公式が挙げている特徴で、30代にとって効くのは次の3つです。
- 声をかける気まずさがない
AIが話す相手を決めるので、「誰に行くか」で立ち尽くす時間が生まれません。共通点のある相手とだけ話せます。
- 写真詐欺が起きにくい
写真と現地の2段階で審査すると公式に書かれています。アプリで「写真と違う」が続いて疲れた人には、この構造が効きます。
- 同じ人と何度も当たらない
マッチ履歴を保存していて、何回参加しても同じ人とは出会わない仕組みです。通う前提で設計されています。
通うほど有利になる仕組みがある
もう1つ、公式に書かれていて見落とされやすい点があります。会場で「いいね」をもらうと、アカウントのランクが上がります。
ランクが上がると、AIが「よりハイレベルな相手」を優先的に紹介すると公式に書かれています。さらに高ランク限定の特別イベントに招待されるチャンスもある、とのことです。
つまり1回目がいちばん条件が悪いということです。ここを知らずに1回だけ行って「大したことなかった」と判断すると、設計をまるごと取り逃がします。アプリの「いいね」が減っていくのとは逆で、こちらは行くほど条件が良くなる方向に作られています。
街コンジャパン|全国から条件で探す
エリアの問題がある人、あるいは大人数のイベントや婚活パーティーも含めて見たい人は、イベントの検索サイトから探すことになります。街コンジャパンは全国の街コン・婚活パーティーを扱うポータルです。
公式サイトに用意されている絞り込みの入口が、そのまま「迷いどころ」を表しています。
| 入口 | どういう人向けか |
|---|---|
| 一人参加特集 | 友達と行く前提のイベントに紛れ込みたくない人 |
| 初心者向け | 街コン自体が初めてで、雰囲気が読めない人 |
| 週末の街コン | この土日で動きたい人 |
| 大規模イベント | 数百名規模で、当たりの数を増やしたい人 |
| 都道府県から検索 | 地方在住で、近場の開催を探したい人 |
← 横にスクロールできます
出典:街コンジャパン公式サイト(調査時点)
30代で一人で行くなら、まず見るべきは「一人参加特集」です。街コンで最悪なのは、友達同士で来ているグループの輪に一人で入っていく状況で、これは参加前に避けられます。
アプリと街コン、どちらを選ぶか
両方やるのがいちばん早いのですが、片方を選ぶならこう分かれます。
逆にアプリを続けたほうがいい人もはっきりしています。月に2人以上と会えている人、条件で絞り込みたい人、自分のペースでやり取りしたい人です。その場合は30代男性向けのマッチングアプリ比較のほうを読んでください。
1回で約6人と話せても、そのうち何人とつながるかは別の話です。アプリと同じで、結局は何回やるかになります。1回で判断せず、2〜3回は行く前提で考えてください。
よくある質問
街コンは一人で参加しても大丈夫ですか?
街コンとマッチングアプリ、どちらが安いですか?
令和街コンはどこで開催していますか?
男性と女性で参加費が違うのはなぜですか?
まとめ
街コンとアプリの違いは、お金を何に払っているかです。アプリは「探せること」に払い、街コンは「会うこと」に払う。だから探すところまではできているのに会えない人にとっては、街コンのほうが構造的に向いています。
声をかけるのが苦手なら令和街コン(1回3,900円・渋谷/新宿/上野/梅田/栄/福岡)、エリア外なら街コンジャパンで近場を探す。どちらも1回で判断せず、2〜3回は行く前提で考えてください。
