筆者は東京在住・30代。平日夜も週末も、外食よりデリバリーを選ぶ回数のほうが多い立場から書いています。本文の数字は各社の公式発表とApp Storeの公開データで確認したものです(情報時点は本文中に明記)。条件は変わることがあるため、注文前にアプリでご確認ください。

利用者から取らない代わりに、飲食店の広告と親会社の資本で回しています。
ロケットナウは2026年4月にクリック課金型の広告サービスを始めています。運営は米国Coupang, Inc.の日本法人。「怪しいから安い」ではなく、後発が店とユーザーを取りにいく段階だからというのが、公式発表から読み取れる姿です。
仕組みの図を見る利用者から取らないなら、どこから入るのか

まず利用者側です。公式にはこう書かれています。
手数料ゼロ:送料・サービス料が無料。気軽に注文できます
月額のサブスクもありません。注文する側からは、本当にお金を取っていないということになります。
① 飲食店向けの広告サービス
2026年4月15日、運営が「Rocket Now広告」の提供開始を発表しました。
公式の説明は「AIによる自動最適化を活用して飲食店の露出拡大と売上向上を支援する広告サービス」。ユーザーが広告をクリックしたときだけ課金される仕組みです。
出典:CP One Japan合同会社「『Rocket Now(ロケットナウ)』、飲食店向け広告サービスを提供開始」(2026年4月15日)
注文する人からではなく、店から取る。これが1つめの入口です。
② 親会社の資本
運営のCP One Japan合同会社について、公式にこう案内されています。
CP One Japan合同会社は、米国Coupang, Inc.(NYSE: CPNG)の日本法人です
日本でのサービス開始は2025年1月14日。まだ2年目です。それでも累計800万ダウンロード、対応エリアは46都道府県・420都市まで来ています。
後発が短期間でここまで来るには、手数料を落として選ばれる必要があります。それを支えているのが親会社の体力だ、というのが公式発表から読み取れる構図です。
「怪しい」と感じたときに確認できること
安いものには理由があるはずだ、という警戒は正しいと思います。公式で確認できる事実を並べます。
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| 確認できること | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | CP One Japan合同会社 |
| 親会社 | 米国Coupang, Inc.(NYSE: CPNG)=上場企業 |
| 日本でのサービス開始 | 2025年1月14日 |
| 収入の入口 | 飲食店向け広告(クリック課金型・2026年4月15日発表) |
| App Storeの評価 | ★4.6(48,600件) |
| 第三者の認定 | Sensor Tower認定・2025年ローンチのアプリで世界最多ダウンロード |
出典:CP One Japan合同会社「Sensor Tower認定の世界最多ダウンロード数を記録」/同「累計800万ダウンロードを記録」(2026年9月3日)/App Store(日本ストアの公開データ/2026年9月4日取得)
この先も0円が続くとは限らない
出前館は2026年3月1日に送料無料を始めた一方で、同じ日にサービス料を導入しました。Uber Oneも2026年7月28日に月額498円から698円へ改定しています。条件は変わるものだと考えておいてください。
だからこそ「いま0円である」という事実だけで判断するのが正解だと思います。月額を払う契約ではないので、条件が変われば使うのをやめればいいだけです。
手数料が0円だと聞いたとき、まず「あとで請求されるのでは」と疑いました。調べてみたら、店から広告費を取る形になっていて、親会社は上場企業。仕組みが分かったら、警戒する理由がなくなりました。
