※この記事の手順は、パナソニックが公開しているマユのお手入れガイドに沿っています。筆者は美容の専門家ではありません。アパレルの販売員・買取査定員・バイヤーとして、人の第一印象を見てきた立場から書いています。
メンズの眉は「描く」ものではなく整えるもの。やることは3つだけです。
① 長さをそろえる ② 輪郭からはみ出した毛を落とす ③ 眉の上は触らない。この3つを守れば失敗しません。逆に、多くの人がやってしまう「眉の上を剃って形を作る」は、いちばん不自然に見える方法です。
失敗しない5ステップを見るその眉、どこがまずいのか
「眉を整えたい」と思うとき、実際に気になっているのは眉そのものではなく、顔全体がぼやけて見えることだったりします。まず、どこに原因があるのかを絞り込みます。
2つ以上あてはまる人は、整える価値があります
- 眉が長く伸びて、毛先が下や上を向いている
- 眉尻がどこで終わっているか自分でも分からない
- 眉と眉のあいだ(眉間)に毛が生えている
- 写真に写ると、目のあたりがぼんやりして見える
→ 2つ以上なら、形を変える必要はありません。長さとはみ出しを落とすだけで印象が変わります。
逆に、ひとつも当てはまらないなら手を出さないほうが安全です。眉は切った直後より、伸びかけの時期のほうが目立ちます。触らないという選択も正解です。
やっていいこと・ダメなこと
眉の輪郭からはみ出した毛だけを落とします。形は変わらず、輪郭だけがはっきりします。失敗してもすぐ元に戻る範囲です。
いちばん不自然に見えるやり方です。パナソニックの公式ガイドでも、眉の上はマユの手前2〜3mm上までにとどめると明記されています。それより上を剃ると、剃った跡の輪郭が線になって出ます。
眉頭は毛が上向きに生えている人が多く、量を減らすと一気に不自然になります。触るとしても、伸びすぎた毛の長さをそろえるところまでにしてください。
失敗しない5ステップ
パナソニックがマユ&フェイスシェーバー向けに公開している手順が、道具を問わず一番わかりやすいので、それに沿って説明します。
- コームを長いほうから使う
初めての人は、いちばん長いコーム(約8mm)から試すのが公式の推奨です。短いコームから始めると、戻せない長さまで一気に短くなります。
- 眉尻から眉頭へ、ゆっくり動かす
コーム全体を肌に密着させて、眉尻から眉頭の方向へ。仕上げたい長さになるまで繰り返します。焦って往復させないこと。
- 眉頭の毛が上を向いている人は方向を変える
眉頭の毛が上向きに生えている場合は、毛流れに逆らって額から鼻の方向へ動かします。ここは公式ガイドに明記されている、見落としやすいポイントです。
- コームを外して、はみ出した毛だけを落とす
刃を寝かせて肌に沿わせ、輪郭の外側だけをゆっくり。眉の上はマユの手前2〜3mm上まで。それ以上は入らないでください。
- 眉の下は、まぶたを押さえて肌を伸ばしてから
眉の下は皮膚がたるんでいて刃が引っかかります。手でまぶたを押さえ、肌を伸ばしてから当てます。
出典:パナソニック「マユのお手入れの仕方」(メンズグルーミング公式)
道具はどれを買えばいいか
買うものは2択です。電動シェーバーか、ハサミか。どちらが向いているかは、性格ではなく眉の状態で決まります。
電動シェーバー
失敗しにくい- コームで長さが決まるので切りすぎない
- 長さそろえと輪郭処理が1本で終わる
- 眉が伸びて毛先がバラバラな人向き
ハサミ
安く始められる- 1本の毛を狙って切れる
- 電池もメンテもいらない
- すでに形は整っていて、たまに1〜2本切りたい人向き
電動シェーバーなら、メンズ用の2つ
| 製品 | 型番 | コームの長さ | 電源 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マユ&フェイスシェーバー | ER-GM30 | 4段階(約8/6/4/2mm) | 電池式 | マユ用の小幅の刃に加えてウブ毛用の幅広刃つき |
| マユシェーバーキット | ER-GM20 | 4段階(約8/6/4/2mm) | 単4形アルカリ乾電池×1本 | マユに絞ったシンプルな構成 |
← 横にスクロールできます / いずれもオープン価格(公式に定価の記載なし)
出典:パナソニック ER-GM30 製品ページ/ER-GM20 製品ページ(重量は乾電池・マユコーム・ウブ毛用刃の装着時)
ハサミなら、コーム一体型を選ぶ
ハサミを買うなら、刃にコームが付いている「クシ付き」を選んでください。コームで眉毛をすくい、コームからはみ出た分だけを切る構造なので、切りすぎが起きません。貝印が2003年に業界で最初に出した形で、いまはこの形が定番になっています。
眉が濃くて「量を減らしたい」場合は、同じ貝印の眉スキハサミという選択肢もあります。こちらは長さではなく密度を落とす道具です。
出典:貝印「クシ付きマユハサミ」ニュースリリース/貝印「眉スキハサミ」ニュースリリース
販売員だった頃、同じ服を着ているのに「感じがいい人」と「そうでもない人」がいるのが不思議でした。あとから分かったのは、差が出ていたのは服ではなく、眉と手元と靴だったということです。眉は、いちばん安く、いちばん早く直せる場所でした。
毎回やるのが面倒なら
眉間や眉の下は、放っておくと2〜3週間でまた気になります。整えること自体が続かない人は、そもそも生えてこないようにするほうが結果的にラクです。メンズの医療脱毛では、眉間・眉下・鼻筋といった細かい範囲だけを選べるところがあります。
眉間や眉の下は、メンズの医療脱毛で「部位を絞って」施術できるところがあります。眉そのものを脱毛するのではなく、輪郭の外に生えてくるムダ毛だけを対象にする形です。1回で終わるものではないので、通う前提で考えられる人向けの選択肢になります。
よくある質問
眉毛は何日おきに整えればいいですか?
剃りすぎてしまいました。どうすればいいですか?
眉の形は流行に合わせたほうがいいですか?
カミソリで剃ってもいいですか?
まとめ
眉を整えるときにやることは、長さをそろえる・はみ出しを落とす・上は触らない、の3つだけです。形を作ろうとした瞬間に不自然になります。
道具は、眉が伸びてバラバラなら電動シェーバー、すでに形が整っているならコーム一体型のハサミ。どちらも数千円で、髪を切りに行く前に済ませておくと仕上がりが変わります。
