※この記事に出てくる「オーラリアン」は当メディア運営者が運営するブランド古着買取サービスです。筆者は元アパレル販売員・元買取査定員で、現在は古物商として買取業を営んでいます。金額はすべて調査時点のもので、査定額を保証するものではありません。
サッカーユニフォームの買取相場は、「どの年代の、どこのクラブか」で10倍以上変わります。90年代の海外クラブものは数千円〜1万円台、近年のJリーグ・代表レプリカは数百円が現実です。
同じ「サッカーユニフォーム」でも、売り先を間違えると値が付かないまま引き取られます。元買取査定員が、中古の実売価格から買取額を逆算して、①相場の桁感、②セカンドストリートで売れるのか、③宅配の専門店に出すべき1枚の見分け方、をこの順で書きました。
まず相場の目安を見る出典:楽天市場の中古・古着カテゴリの出品価格(楽天商品検索API・調査時点)
サッカーユニフォームの買取相場|中古の実売価格から逆算する
「サッカーユニフォーム 買取相場」と検索して来た人がいちばん知りたいのは、自分の1枚がいくらになるかだと思います。ところが買取店の公式サイトには、まず金額が書かれていません。セカンドストリートの公式ページにも「お電話、メールフォームによる買取金額のお問い合わせはご遠慮ください」と明記されています。実物を見ないと答えられない、という立場です。
そこで、査定員をしていたときに社内でやっていた方法をそのまま使います。買取額は、その品が中古でいくらで売れているかからの逆算です。だから、いま中古市場でいくらで並んでいるかを見れば、桁感は自分で出せます。
査定の現場では「この品はうちの棚でいくらで売れるか」を先に決めて、そこから経費と利益を引いた残りが買取額になります。だから、販売価格が3,000円の品に1,500円は出ません。売価の2〜3割、状態が悪ければ1割を切ることもある。これは店員が意地悪なのではなく、計算の順番がそうなっているだけです。
中古の実売価格(調査時点)
| ユニフォーム | 年代 | 中古の販売価格 | 買取額の目安(売価の2〜3割) |
|---|---|---|---|
| アンブロ/マンチェスター・ユナイテッド | 90s | 33,000 | 6,000〜10,000 |
| ナイキ/マンチェスター・ユナイテッド | 00s | 25,300 | 5,000〜7,500 |
| ナイキ/ブラジル代表(襟付き) | 90s | 14,960 | 3,000〜4,500 |
| アディダス/レアル・マドリード 04-05 | 00s | 13,800 | 2,700〜4,100 |
| アンブロ/イングランド代表 | 90s | 9,400 | 1,800〜2,800 |
| アディダス/日本代表 オーセンティック | 2022 | 8,500 | 1,700〜2,500 |
| プーマ/総柄ゲームシャツ | 不明・古着 | 8,360 | 1,600〜2,500 |
| ナイキ/浦和レッズ 2007 | 00s | 2,926 | 500〜900 |
| ナイキ/浦和レッズ 2012(長袖) | 10s | 2,563 | 500〜800 |
| 日本代表 レプリカ(メーカー表記なし) | 不明 | 3,000 | 500〜900 |
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販売価格は楽天市場の中古・古着カテゴリの出品価格(楽天商品検索API・調査時点)。買取額の目安は、販売価格から筆者が逆算した目安であり、各社が提示する金額ではありません。
サッカーユニフォーム1枚の買取額レンジ(状態良好の場合)
左の帯に入る枚数のほうが、現実には圧倒的に多いです。Jリーグや日本代表の量産レプリカは、中古販売価格が3,000円前後で安定しているため、買取に回すと数百円にしかなりません。ここを知らずに「トレンドだから高く売れるはず」と期待して出すと、提示額を見てがっかりすることになります。
実際に中古で並んでいる例
あなたの1枚はどっち? 30秒でわかる判定
2つ以上あてはまるなら、宅配の専門店に出したほうが得です
- 90年代〜2000年代前半に作られたものだ
- 海外クラブ(マンチェスター・ユナイテッド、ACミラン、レアル・マドリードなど)のものだ
- アンブロ製、または当時の襟付きタイプだ
- スポンサーロゴが入っていて、いま見ると古く感じるデザインだ
- タグに「MADE IN ENGLAND」「MADE IN USA」などの表記がある
→ 0〜1個なら、近年の量産レプリカの可能性が高いです。その場合はまとめて店舗に出すか、自分でフリマアプリに出すほうが手取りが増えます。


査定で最初に見るのは、実はデザインより内側の縫い付けタグです。製造国と当時のメーカーロゴが年代の判断材料になるので、タグを切ってしまった個体は、年代が証明できないぶん評価が下がります。チクチクするからと切りたくなりますが、売る予定があるなら残しておいてください。
セカンドストリートでサッカーユニフォームは売れるのか
結論から書くと、売れます。セカンドストリート公式のメンズファッション買取ページを見ると、買取対象の衣料品にスポーツウェアが含まれています。ただし、そのまま持ち込む前に知っておいたほうがいいことが3つあります。
1. 「制服」扱いになるものは買い取ってもらえない
公式が「買取できないお品物」として挙げているのが、学校制服・職業制服・官給品です。プロクラブの市販ユニフォームはこれに当たりませんが、学校の部活動で配られたチーム名入りのユニフォームや、名前を刺繍したものは断られる可能性が高いと考えてください。ここは持ち込む前に線引きしておくと、無駄足になりません。
2. 金額は行ってみないと分からない
公式には「お電話、メールフォームによる買取金額のお問い合わせはご遠慮ください」と書かれています。事前に電話で聞くのは筋が通らない、ということです。理由も同じページに書かれていて、「状態により、買取金額は異なります」「1品ずつ査定いたします」「在庫状況により買取金額は変動いたします」の3点です。
この3つ目が見落とされがちです。同じユニフォームでも、その店の棚がすでにスポーツウェアで埋まっていれば金額は下がります。相場が「店ごと・その日ごと」に動くという意味で、これはリユース店の仕組みそのものです。
3. 店頭と宅配で、対象が違う
セカンドストリートは店頭買取が全国900店舗以上、そのほかに宅配買取があり、宅配は「ネットで完結、送料もキャンセル料も無料」とされています。ただし宅配買取のほうは、ファストファッションを除くブランド衣料・服飾雑貨が対象と案内されています。量産レプリカを何枚もまとめて処分したいなら店頭、ブランドとして値が付きそうな1枚なら宅配、という分け方が実務的です。
セカンドストリートが向いているケース
- Jリーグ・日本代表の量産レプリカが何枚もある
- ユニフォーム以外の服や靴もまとめて片づけたい
- 今日中に現金化したい/宅配のやり取りが面倒
- 店舗が徒歩圏にある
セカンドストリートだと損しやすいケース
- 90年代の海外クラブもの・アンブロ製の襟付き
- MADE IN ENGLAND / USA タグのある個体
- 選手名・背番号入りで、いま話題性のある選手のもの
- 中古の販売価格が1万円を超えていそうな1枚
出典:セカンドストリート公式「買取について」「メンズファッションの買取」(調査時点)
セカンドストリートと宅配専門、どちらに出すか
リユース店にまとめて出す
〜1,000円/枚- 近年の量産レプリカ・練習着
- 枚数が多く、1枚ずつ売るのが面倒
- その日のうちに終わらせたい
宅配のブランド古着専門に出す
数千円〜1万円台- 90s〜00s前半の海外クラブもの
- アンブロ製・襟付き・当時物のタグあり
- 数日待てる/他のブランド古着も一緒に出したい
境目は「中古の販売価格が1万円を超えそうかどうか」です。宅配買取は送料も査定料も無料のところが多いものの、集荷から入金まで数日はかかります。差額が数百円なら、店舗に持って行ったほうが実利益で上になります。逆に、90年代の海外クラブものが1枚でも混ざっているなら、その数日を待つ価値が金額に出ます。
サッカーユニフォームを買取ジャンルに掲げている宅配専門店
オーラリアン|ブランド古着専門の宅配買取
当メディアの運営者が営んでいる、ブランド古着に特化した宅配買取サービスです。公式サイトの「いつでも高価お買い取り!ピックアップジャンル」に、「サッカーユニフォーム」と「スポーツブランド ヴィンテージ」が名指しで載っています。送料・査定料・振込手数料はすべて無料、キャンセル時の返送料も全額負担で、1点から・点数の上限なしで申し込めます。査定結果はお荷物到着後3営業日以内にメールで、成約後2営業日以内に振込。取扱ブランドは3,000以上です。
オーラリアンで無料査定を申し込む ※当メディア運営者が運営するブランド古着買取サービスです- 申込フォームを送る
1点から申し込めます。点数の上限はありません。
- 箱に詰めて集荷を頼む
送料は無料。梱包してあとは渡すだけです。
- 査定結果をメールで受け取る
お荷物到着後、通常3営業日以内に届きます。
- 納得したら入金
成約後2営業日以内に指定口座へ。断っても返送料はかかりません。
出典:オーラリアン公式サイト(調査時点)
「セカンドストリートに持って行く前に、値段だけ知っておきたい」という使い方でも問題ありません。査定額を見てから断っても、送料・査定料・返送料はかかりません。金額を2つ並べてから決めるのが、いちばん取りこぼしが出ない方法です。
自分で売るという選択肢
ブロークコアと呼ばれる着方が広まって以来、サッカーユニフォームをサッカーファンではない人が買うようになりました。つまり、買い手はフリマアプリにもいます。手間を引き受けられるなら、自分で売るのがいちばん手取りは大きくなります。
買取店の提示額は中古販売価格の2〜3割です。同じ品を自分で出せば、手数料と送料を引いても手取りは2倍以上になることがあります。
1枚あたり数百円のものを10枚出品するのは、撮影・採寸・梱包・発送で確実に赤字です。まとめて店舗に持ち込むほうが合理的です。
サッカーユニフォームを高く売る5つのコツ
- 内側の縫い付けタグを切らない
年代とメーカーを証明するのがこのタグです。切ってしまうと当時物として扱えなくなり、評価が大きく下がります。
- クラブ名・年式・選手名を自分で調べて書き添える
査定側は全クラブの全年式を暗記していません。「アンブロ製・90年代・マンチェスター・ユナイテッド」と紙を添えるだけで、見落としが減ります。
- 洗濯はするが、アイロンは当てない
汚れと臭いは減点です。ただしプリントやワッペンにアイロンを当てると溶けます。陰干しで整えるところまでにしてください。
- ショーツやソックスがあれば一緒に出す
上下そろっていると、そのまま棚に並べられるぶん店側の手間が減ります。単体で値が付かないショーツも、セットなら評価に乗ります。
- クラブや選手が話題になっている時期に出す
移籍・引退・優勝は、そのクラブのユニフォームが検索される時期です。棚の回転が上がるので、査定額も上振れしやすくなります。
SNSでの反応
サッカーユニフォームを普段着として取り入れる着方は、この記事を公開した当初からSNSで広がっていました。当時から引用しているポストをそのまま残しておきます。
https://twitter.com/neteitainaa/status/1709501307042840977
https://twitter.com/yosletter/status/1708857700132811118
https://twitter.com/hikaru_matenrou/status/1676452802674180096
https://twitter.com/Kittotoday/status/1708738588333297875
結局、どうすればいいか
90年代〜2000年代前半の海外クラブものが1枚でもあるなら、宅配のブランド古着専門に見積もりを出してから決める。数千円〜1万円台の差になる帯なので、数日待つ価値がある。
Jリーグ・日本代表の量産レプリカが何枚もあるなら、ユニフォーム以外の服とまとめてセカンドストリートの店頭へ。1枚あたりの金額は伸びないが、その日に片づくのが最大の価値。
1〜3枚だけ、しかも当時物という人は、自分でフリマアプリに出すほうが手取りは大きい。ただし撮影・採寸・梱包・発送の手間を引き受けられる場合に限る。
学校の部活で配られたチーム名入り・氏名入りのものは、制服扱いで買取を断られる可能性が高い。持ち込む前に対象外かどうかを確認しておく。
