衰えることのない人気、ノースフェイスの『ヌプシ』とは何なのか
冬の人気定番アウターとして君臨するノースフェイスのヌプシ。
1992年に登場すると、過酷な環境下でも快適に過ごせる機能性とデザインで、ヒップホップを愛する若者たちから支持を得ることに成功し、1990年代のファッションシーンのアイコン的存在のひとつとなりました。
年月が経った現代においても、ヌプシの人気はなぜ衰えないのか。
この記事はその魅力をご紹介します。
まずは名前の由来からです。
ヌプシという名は、エベレスト西南に連なるヒマラヤ山脈の標高7,861mの山、Nuptse(ヌプツェ)に由来しています。
高い標高を誇る山脈のような極寒地でも、優れた保温性で快適に過ごせるように作られたヌプシジャケット。
その優れた保温性を保てる理由は、700フィルパワーのダウンです。
フィルパワーとは羽毛のかさを示す単位であり、羽毛1オンス(28.4g)のダウンをシリンダー内に入れ、一定荷重を掛けた時の膨らみ度合いを立法インチ(2.54cm立法)で示します。
フィルパワーの数値が大きいほどダウンに含まれる空気量が多くなり、それに比例して保温性も高くなり、さらには少ない量のダウンで済むため軽いウェアが作れます。
一般的には500フィルパワー以上で良質なダウンジャケットとされていることから、700フィルパワーのヌプシは超高品質だと言えます。
さらにヌプシは、中のダウンが偏らないように独自構造を採用し、その結果、体のどの部位も差異なく包み込んでくれるため、暖かさを感じることができます。
表地には50デニールのナイロンを使用し、撥水加工、静電気ケア加工、更にはバッグのストラップが触れる肩部分には別途補強を施し、ハードな環境下でもタフに使える仕上がりとなっています。
高機能に加えデザインも秀逸で、ゆったり目のシルエットと、肩から胸にかけての別布による切り替えデザインは、レトロでかっこいいです。
ラインナップもアウターだけではなく、シューズやグローブなど多岐に渡ります。
高機能で、かっこいい。
冬の選択肢に入らないワケがありません。
そんな理由により人気が衰えないのだと思います。
https://maison-okada.tokyo/2017/10/28/2017-mens-downjkt/
ヌプシ素材を使ったおすすめ商品5選
アウトドアシーンだけでなく、アーバンスタイルにもしっかり馴染むヌプシ。
そのおすすめモデルをご紹介します。
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1996 レトロヌプシジャケット
1996年仕様の復刻モデルです。
現行との違いは、胸と背中にラージロゴを採用し、襟部分にフードが収納できる点です。
また、シルエットがゆったり目になっているレトロさが、90年代を彷彿させます。
もちろん700フィルパワーダウンは健在で、真冬の寒さを快適に過ごせる機能性も兼ね備えています。
少し残念なところは、日本未発売という点です。
楽天など、オンラインショップをうまく活用することをおすすめします。
参考価格:\35,000~45,000位
ヌプシ ブーティ
元々は冬のテントブーツとして開発され、極地の遠征隊から愛されていました。
その装備を現代用にアップデートしたヌプシブーティは、温かく、歩きやすいです。
ダウンの暖かさはもちろん、ソールは悪路でも滑りにくいようなラバーを使用しています。
さらに、表地にTEKWPLOOFという防水透湿性に優れた独自素材を使用しているため、水を弾き、蒸れにくいです。
冬の寒さを足元から快適にしてくれるヌプシブーティは、年々履いている人が増えており、冬の定番として既に人気を得ています。
参考価格:\17,000~20,000位
https://maison-okada.tokyo/2017/08/19/the-north-face-baltro-light-jacket/
ヌプシ グローブ
薄手のダウンとストレッチ性のあるフリース素材を使用したグローブです。
最先端技術のU/R POWERDの伝導性テクノロジーを用いることで、全ての指でタッチパネル対応が可能となっています。
手首部分はフィット感があるため冷気が侵入しづらい仕様や、紛失を防ぐため両方の手をまとめておけるバックルが存在しているなど、細部まで気遣いが行き届いています。
見た目ほど分厚くないので、アウトドアシーンだけではなく日常的にも気兼ねなく使えるモデルとなっています。
参考価格:\4,500~5,500位
ヌプシ ライトモック III
日本の着物をコンセプトに、袴をイメージしてデザインされたライトモックⅢ。
保温性が高く、軽量な素材であるサーモライト®インサレーションを使用することで、冬でも快適に過ごすことができます。
アッパー部分には撥水加工を施したナイロンを使用。
スリッポンタイプで足にフィットする履き心地は、普段使いに最適な一足です。
参考価格:\9,000~10,000位
1996 レトロヌプシベスト
先述したヌプシジャケットのベストタイプです。
こちらも1996年モデルを復刻させたUS規格モデルとなっております。
ベストとは言え、700フィルパワーのダウンは保温性抜群のため、秋から冬にかけて、幅広いシーズンで活躍できます。
フードは襟部分に収納可能、裾部分はドローコードで調節できます。
こちらも日本未発売モデルのため、楽天などオンラインショップを上手に使って探すことをおすすめします。
参考価格:\28,000~35,000位
https://maison-okada.tokyo/2018/07/27/usa-tnf/
『ヌプシ』についてのまとめ
ジャケットだけではなく、グローブやシューズなど幅広いモデルを展開しているノースフェイスのヌプシ。
その人気の秘密は、ファッション性はもちろんのこと、過酷な環境にも耐えることのできる機能性あってのものでした。
興味を持った方はぜひ、ヌプシを身に着けて冬を快適に過ごし、街や自然を楽しんでみてください!
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