筆者は元アパレル販売員・元買取査定員で、現在はブランド古着の買取と販売を本業にしています。この記事の靴下は筆者が自分で購入した現物で、写真もすべて自分で撮影したものです。価格・仕様は公式サイト(jp.supreme.com)で確認した調査時点の内容です。
この靴下の真贋は生産国では判断できません。公式が明記しているのは、履き口のロゴがジャカード(編み込み)であること。
Supreme公式の商品ページには、生産国の記載がそもそもありません。だから「メイドインコリアだから偽物」「中国製だから怪しい」は、公式情報からは言えないことです。代わりに確認できるのは、公式が文章で書いている仕様のほう。実物を4足とも並べた写真で、どこを見ればいいかを示します。
出典:Supreme公式オンラインストア「Supreme®/Hanes® Crew Socks (4 Pack)」(スタイルコード A26B・調査時点)
公式が出している数字だけを並べる
まず、公式サイトで実際に確認できた内容を表にします。まとめサイトや個人ブログの数字は使っていません。
| 品名 | 入数 | 価格 | サイズ | ロゴの入れ方 |
|---|---|---|---|---|
| Hanes® Crew Socks | 4足組 | 2,400 | OS(ワンサイズ) | ジャカード(編み込み) |
| Hanes® Tagless Tees | 3枚組 | 3,000 | S〜XXL | スタンプ(プリント) |
| Hanes® Boxer Briefs | 4枚組 | 4,000 | S〜XXL | 記載なし |
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カラーは公式で ブラック/ホワイト/レッド/ヘザーグレー の4色が確認できました。以前この記事には「ブラックとホワイトの2色」と書いていましたが、いまは4色です。
「シュプリーム 韓国製」「メイドインコリア」は偽物なのか
この記事にいちばん多く届いている検索が、この質問です。結論から書きます。
Supreme公式の商品ページには、この靴下の生産国が書かれていません。つまり「公式が韓国製と言っている/言っていない」という判定材料自体が存在しないということです。
実際に公式の商品ページを開いて確認しましたが、書かれている仕様は次の1行だけでした。
Cotton blend Hanes® cushion comfort crew sock with jacquard logo at top.
(綿混のヘインズ製クッションクルーソックス。履き口にジャカードロゴ)
素材・構造・ロゴの入れ方は書いてあるのに、生産国は書いていない。ここが大事なところで、公式が管理していない情報を、真贋の根拠に使うことはできません。タグの国名を見て「韓国製だからニセモノだ」と判断するのは、根拠のない判定になります。
生産国そのものについては、別の記事で正面から扱っています。中国製をどう考えるか、正規店はどこかまで知りたい人はこちらへ。
では何を見るのか|履き口のロゴを自分の4足で確認した
公式が文章で明記している仕様は「履き口にジャカードロゴ」です。ジャカードというのは、糸で柄を編み込む方法のこと。プリントのように後からインクを乗せるのではなく、生地そのものが文字の形に編まれます。
筆者が購入した4足を並べて撮ったのが、この写真です。
1 2 3- 履き口の黒帯とロゴ 文字が編み目でできています。斜めから光を当てると、白い文字の部分だけ編み地の目が変わっているのが分かります。インクの厚みや境界のにじみはありません。
- 4足すべてで位置がそろっている 4足組なので、同じ位置・同じ大きさでロゴが入ります。1足だけ高さがずれている、文字の幅が違う、といった個体差は出にくい部分です。
- 足首から下は無地 ロゴは履き口だけ。足の甲や側面にSupremeの文字は入りません。
ちなみに同じヘインズとのコラボでも、Tシャツのほうは公式の説明が「stamped logo(プリント)」です。靴下は編み込み、Tシャツはプリント。仕様が違うので、同じ基準で見比べないようにしてください。
正規ルートで手に入らないときに二次流通を見る人は多いので、検索先も置いておきます。値段と出品者の説明を見比べる材料にしてください。
履いた感想|厚手でしっかり、ただし靴を選ぶ
ここからは実際に履いた話です。数字で出せるものではないので、筆者の評価として読んでください。
ふだんユニクロのカラーソックスを愛用しているのですが、並べるとはっきり厚みが違います。かかとと足裏にクッションが入っている分、履いたときの当たりがやわらかい。ただし厚いぶん、ぴったりめの靴を履くと今までより少し窮屈に感じました。買ってすぐ革靴に合わせて失敗したのはこれが理由です。
ナイキのハイカットを履いても履き口の「Supreme」は見える丈です。丈が短すぎて隠れる、ということはありませんでした。

片側にSupremeのボックスロゴ、反対側にヘインズのロゴが入ります。2ブランドのコラボであることが、履いたときに横から見えるつくりです。

つま先とかかとは編み地が変わっていて、ここがクッション部分です。公式の「cushion comfort」はこの構造のことを指しています。
撮影した現物の写真をすべて見る(9枚)









買う前の確認|3つ以上あてはまるなら向いています
あてはまる数で決めてください
- スニーカーを履くことが多く、足元にロゴを見せたい
- 薄手の靴下だとすぐ穴が開く、または底の当たりが気になる
- 同じ靴下を何足もまとめて持っておきたい
- 1足あたり600円前後なら出せる
- タイトな革靴に合わせる予定はない
→ 3つ以上なら買って損はしません。逆に「細身の革靴に合わせたい」が主目的なら、厚みが邪魔になるので別の靴下をおすすめします。
4足で2,400円なので、1足あたり600円。靴下としては安くありませんが、まとめ買いが前提の商品なので、単品のブランド靴下と比べると極端に高いわけでもありません。
正規の新品はSupreme公式オンラインストアが確実です。上の検索は二次流通を含みます
同じヘインズのコラボをそろえるなら
この靴下と同じ枠で、Tシャツ3枚組(3,000円)とボクサーブリーフ4枚組(4,000円)が公式に並んでいます。Tシャツは実際に買ってレビューしているので、そちらも参考にしてください。
